iPhoneアプリ 「ルーブル美術館」と「オルセー美術館」のナビアプリ!

9年程前に奥さんと初めて行った海外旅行が、美術館めぐりのパリ旅行でした。

パリにはルーブル美術館オルセー美術館をはじめ、オランジュリー美術館ポンピデュー近代美術館など有名な美術館がたくさんあります。
私は印象派の絵が大好きなので、オルセー美術館オランジュリー美術館を楽しみにしていましたが、オランジュリー美術館は2000年1月から6年間にも及ぶ改装で閉館中でした。

当時は当然iPhoneは発売されていなかったのですが、またパリに行くのであれば、ぜひ持って行きたいアプリをご紹介します。


ルーブル美術館のナビアプリ「Musee Du Louvr」

まずはルーブル美術館のナビアプリのMusee Du Louvreです。

このアプリはルーブルにある作品を鑑賞できるだけでなく、作品の情報やビデオ紹介や作品の設置場所など調べることができます。所蔵作品数は30万点以上、常設展示数は26,000点のルーブル美術館ですが、このアプリで見ることができる作品は有名な作品のみです。

ルーブル美術館の入り口ですね。ここから地下に降りるためのらせん階段があります。透明のガラスを下から眺める景色は壮観でした。

カバーフロー風のメニューになっています。

世界一有名と思われる作品「モナリザ」です。ルーブル美術館は有名な作品がたくさん展示されていますが、広大な敷地であるため、日本の美術館のようにたくさんの人混みをかき分けて鑑賞するようなことはまったくありません。
唯一人だかりができていたのが、この「モナリザ」の前でした。と言っても30名程が作品を囲んでいる状況でした。
またルーブルの作品のほとんどがケースに入っていずにそのまま展示されていますが、「モナリザ」は透明のケースに入っていました。

作品のメニュー画面です。

「About the work」では作品情報を表示しています。

「See more detail」では作品を見ることできます。

「Video」ではビデオで作品の紹介を見ることができます。

ビデオ再生中に画面をタップするとコントロールパネルが表示されるので、一番左の吹き出しアイコンをタップします。

言語設定画面が開きます。デフォルトはフランス語になっています。
「Japanese」に変更すると日本語で解説を聞くことができます。

「Location」では設置場所を確認することができます。

日本のルーブル美術館展にも展示されたことのある、フラゴナールの「かんぬき」ですね。

ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」です。


ルーブル美術館の館内の解説や、お気に入りのブックマークを付けてたりすることができます。

残念なところが、収録されている作品数が非常に少ないことですが、ルーブル美術館に行ったら必ず見ておきたい作品が掲載されているので、ナビアプリとして使用するには良いと思います。



オルセー美術館のナビアプリ「Rick Steves' Orsay Museum Tour」

次のアプリはオルセー美術館のナビアプリ、Rick Steves' Orsay Museum Tourです。

印象派好きの方は必ず行っておきたい美術館といえば、やっぱりオルセー美術館ですね。私が行ったときは職員がストライキ中のため、無料で入館することができました。すばらしい作品がたくさんあって、本当に時間を忘れ、至福のひとときを過ごせました。

Rick Steves' Orsay Museum Tourとなっているだけに、館内の案内が中心のアプリです。

館内マップです。下のメニューを回すことで、作品カテゴリーやトイレ位置、近所のレストランやホテルの場所なども表示されます。

館内マップの右上アイコンをタップすると、メニュー画面になります。

印象派(Impressionism)を選んでみました。

私の一番好きなルノワールです。ムーラン・ド・ラ・ギャレットを前にしたとき、その圧倒的な存在感とエネルギーの中、その場で30分ほど動くことができずに立ちすくんだことを覚えています。

作品の解説を聞くこともできます。このアプリは英語のみの解説となります。

館内解説ビデオも見ることができます。


カヴァネルの「ヴィーナスの誕生」です。

この作品も大好きなひとつです。女性の肌の質感をこれほどリアルに表現しているのはすごいと率直に感じた作品です。

大好きなこの作品、旅行時は貸し出し中で見ることができませんでした。非常にショックでした…。


このアプリは館内の紹介が中心ですので、収録している作品はそんなにありませんが、ナビアプリとしては活用できると思います。





作品を鑑賞するためのアプリでいくと、Art LiteArt Enviなどではないでしょうか。これは作品鑑賞に特化したもので、非常に多くの作品を見ることができます。


美術館めぐりのおともにナビアプリはいかがですか?


こどもが大きくなったらまたパリに行きたいなあ


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