「天ヶ瀬ダム再計画」400億円の無駄使いの現場を見に行ってみた!
政府が行う事業仕分けが話題となり、税金の無駄遣いに対する国民の視線が強まっています。
一方で政府のダム見直し方針にもかかわらず、400億円をかけて意味のない(というより宇治川の堤防の弱さやダム直下にある断層による危険の増加につながる)「天ヶ瀬ダム再計画」は、利水分だけでも38億円もの負担が京都府民に押し付ける無駄遣いの典型的な事業です。
ということで、祭日の家族のお出かけ先は、話題の天ヶ瀬ダムにしました。
初めて天ヶ瀬ダムに行ったのは小学校の社会見学の時でした。その時から20数年経っていますがどのようなものになっているのでしょうか。
雨がポツリポツリする中、天ヶ瀬ダムに到着したのですが、入り口は?、駐車場は?とわかりにく状況でした。とりあえずダムの下である下流に行きました。
さすがにダムとあって威圧感のある建物ですね。放流した状態だともっと迫力があると思われます。
下流から登っていくと、発電施設の真上に来ました。放流していないので、今は発電していない?と思われます。発電施設と言っても結構小さいものですね。
ダムの頂上まで登っていくと「見学者はこちら」の看板が出ていました。
ダムの頂上の通路には工事用の柵が張られていました。「工事関係者以外立ち入り禁止」の看板がありましたが、警備員の方に聞くと見学はいいとの事でした。
工事は1月31日までで、高い柵で壁面が改修されるようです。
しかし完成予想図を見る限りでは高い柵のようには思えませんが。
ダムで貯めている水はとっても汚いですね。ここは自殺の名所でもあることを考えるとちょっと気味が悪いですが…。
ダムの中央部分から見下ろしてみました。ここも迫力のある場所でした。
年末年始は見学できないようです。
400億円の無駄使いが計画されている天ヶ瀬ダムですが、実際に行ってみると静かな場所だなというのが率直な感想です。しかし子供たちはあまり興味がない感じだったのが残念でした。
■参考記事■
- 国交省「天ヶ瀬ダム再開発」パンフレット」 → 事業目的は宇治川治水、琵琶湖周辺の浸水対策、発電能力強化の3つ
- 天ヶ瀬ダム再開発事業とは何か(京都府職労綴喜支部副支部長 開沼 淳一) → 3つの事業目的の問題点を指摘
せっかく宇治にきたので「抹茶団子」を食べました。長女はおいしくないと言っていましたが、長男はおいしかったみたいです。
帰り道に目に止まった複合モールっぽい施設「ベルファ宇治店」があったので寄ってみました。
「シュシュがなんと5個で300円」には長女が目の色を変えて選んでいました。
「ベルファ宇治店」には子供たちが大好きなキッズスペース「US.LAND」がありました。
いつもは滋賀県のピエリ守山にある「US.LAND」に行っていましたが、近くの宇治市にあったんですね。さらにピエリ守山よりも倍以上の敷地面積です。子供たちも大興奮でした。
長女が大好きなトランポリン。
巨大タイヤみたいな乗り物です。あやうく次女がひかれそうになりました。(;^_^A アセアセ・・・
新幹線の乗り物です。入れ口がなく、柵を乗り越えて乗車します。
この新幹線は保護者が操作します。操作盤の緑のスタートボタンを押すと進み、話すと止まります。線路で通電しているようです。
次女が気に入った戦艦です。ヤマトではないです。子どもは戦艦ヤマトを知りませんが。
これまた帰り道、妻が「京セラのイルミネーションやってるかな」の一言で、またまた寄り道しました。
クリスマスツリーを窓の明かりで表現されていました。仕事中の部屋はブラインドで隠されていました。
神戸のルミナリエみたいでした。ルミナリエは子ども連れでは決して行けません。
イルミネーションの数ではローム本社の方が多いですが、ここも結構いい感じですね。
子供たちは大はしゃぎでした。
昼から出かけたわりには、けっこう内容の濃い休日になりました。<この記事をRetweet!>