ミハエル・シューマッハ、メルセデスGPと契約

F1-Gate.comの記事にウワサになっていたミハエルの復帰が決定したとの報道がされました。

ミハエル・シューマッハが、メルセデスGPと1年契約を結びF1復帰をすることが決定したとドイツのBild紙が報じている。契約は700万ユーロとしている。
F1ワールドチャンピオンを7度獲得したミハエル・シューマッハは、2006年にF1を引退。その後はフェラーリのアドバイザーとして、市販車の開発やF1マシンのテストを行ってきた。
今年、フェリペ・マッサが負傷した際に代役としてのF1復帰が報じられたが、2月にバイクレースで負傷した首が完治していないとして断念していた。
ミハエル・シューマッハメルセデスGP両陣営は、この報道について沈黙を貫いている。

私がF1を見始めたのは、フジテレビがF1独占中継権を取得した1987年、アイルトン・セナロータスホンダで中嶋悟さんとコンビを組んでいた時代でした。その後マクラーレンに移籍したセナですが、セナ・プロスト確執など、F1はレース以外にも人間ドラマがあり、すっかり魅了されました。

高校生の時に鈴木亜久里さんが日本人最高の3位表彰台をつかんだときは涙が止まりませんでした。バイトを初めてからは貯めたお金で鈴鹿サーキットに行き、携帯電話やインターネットがない時代、自由席でどこが一番穴場なのかを3日間で知り合った仲間と交流しながら探していたのがなつかしいですね。


私にとって一番好きなドライバーはアイルトン・セナですが、F1の歴史上では最も偉大なドライバーはやはりミハエル・シューマッハと思います。

まだまだ現役を続けたかったのに、大人の事情で引退せざるえなかったことを考えると、いつかチャンスがあれば復帰すると思っていました。

今、F1は大きな転機を迎えていると思います。F1やモータースポーツに興味がない方にとっては、「エコの時代にガソリンを無駄に消費してサーキットをくるくる何十周も回っていることの何がおもしろいのか」とよく聞きます。さらにモータースポーツ最高峰のF1が規制ばっかりで、技術の最先端と思えなくなってきたのは非常に残念です。

F1をもっと盛り上げるにはやはりスターがいないといけません。僕はハミルトンでも、アロンソでも、ベッテルでもスターとは言えないと思います。やはりミハエルが今のF1を救ってくれるスターだと思います。

ただ一つ懸念材料は、「現役時代の速さ」が、41歳になろうとする今もなお健在なのかという点です。これは来年3月になればわかることですし、本当に例年になく開幕戦が楽しみになってきました。


2人目の子どもができて以降、なかなか鈴鹿に行けていませんが、来年は必ず行くぞ!


追記:ミハエル・シューマッハ、メルセデスと契約: メルセデスGP公式プレスリリース

公式プレスリリースされましたね!



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