ビデオ撮影に使用するワイヤレスマイクロホン ECM-AW3を購入した!
愛読書 ビデオ SALON (サロン) 2009年 12月号 [雑誌]に「苦手な音の攻略法」と題して、ビデオ撮影時に音をうまく収録する方法が掲載されていました。
日頃、ビデオ編集時にまず時間がかかるのが、ビデオの音声が小さいために映像と音声を分離して、「SONAR HOME STUDIO 7 XL」などのDAW(Digital Audio Workstation)にて編集し、コンプレッサーで音声の音圧を上げて、音を大きくしながらもノイズ除去を行うことでした。
ビデオ撮影時に音声をきれいに収録することは、その後の作業工程に大きく影響します。
「ビデオサロン」の記事でワイヤレスマイクロフォンも紹介されていました。記事の内容は…
「試してみると、マイクが画面に映り込むことより音声が明瞭に聞こえることの感動が先に立ちます。これまでカメラから被写体が離れると聞こえなくなっていた声が、遠ざかってもはっきり聞こえるのは実に新鮮です」
という記載でした。
この記事に惹かれてしまい、マイク入力端子を搭載したビデオカメラやICレコーダーなどの録音機器と接続して使用できるワイヤレスマイクロホン「ECM-AW3」を購入しました。
この製品の仕様は、
- 1.撮影者から最大約50m離れた場所の音声をしっかり録音
- 2.レシーバーと録音機器を接続すれば、録音機器に接続したイヤホンと、マイクロホンに接続したイヤホンで会話が可能
- 3.イヤホンの音量を調整できるボリュームボタン付
- 4.マイクロホン側の音声を録音可能(レシーバー側の音声は録音できません)
- 5.マイクロホンは、クリップ、アームバンド、据え置きの3ウェイスタイルで録音可能
製品の仕様を見ての活用方法としては、
- 1.→ 遊園地のジェットコースターや、「初めてのおつかい」などいろいろ考えられます。
- 2.→ これはテレビのレポーターもどきの撮影時、ディレクター指示みたいなことができます。
- 3.→ 録音レベル調整に使えます。
- 4.→ ビデオ撮影でなくても、別室での会議をiPhoneなどで録音も可能です。
- 5.→ 設置方法がいろいろ選べます。
電源を入れた状態です。電池は単四電池が各1個ずつです。我が家の電池はすべてeneloopです。
カバーが1つ付属しています。最初はレシーバー側かなって思っていましたが、隠すためにマイクロフォン側でもいいのと思います。
カバーをつけた状態です。同じような色合いの服装だと、装着しても目立たないと思われます。
これは電源を入れた状態です。かすかに上部の青色ランプが見えます。夜に撮影したときは結構見える可能性はあります。
さっそく使用してみました。子どもにマイクロフォン側を装着し、「あ〜」っと、しゃべりながら遠ざかってもらい、また帰ってくるというシーンを撮影してみました。
遠ざかってもしっかり声は拾っていることが確認できました。衣服のこすれる音も拾っていますが、僕的には問題ないです。
この撮影時にはマイクロフォンにカバーを付けず、しかも夜だったので、青色ランプが結構目立っています。
いろんな活用が考えられるので楽しみです。